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スリーコムジャパン,Palm Computing Platformの日本語版提供を発表 [99/2/3]

 3Com社の日本法人スリーコムジャパンは,2月3日,Palm Computing Platformのすべての関連製品について日本語対応を行っていくことを発表した。Palmシリーズは近々新製品が発表される予定で,日本でも,パートナー企業から日本語に対応したPalmシリーズが同時に発売されることになる。発表はきわめて間近だが,パートナー企業の名称はあかされなかった。

 PalmOSの日本語化は,3Comが山田達司氏のPalmシリーズ用の日本語化キットのJ-OSを継承しつつ独自に行ったもの。山田氏は記者発表会に呼ばれていて,記者に紹介され拍手を浴びていた。スリーコムジャパンでは,PalmOSとだけ呼んでいるという。製品の価格などは公表されなかった。

 また,関連ベンダーなどの紹介もあった。日本オラクルでは,2月3日より,超軽量のリレーショナルデータベース管理システム「Oracle Lite Release3.5」を出荷することを発表した。「Oracle Lite Release3.5」では,日本語版PalmOS上のデータの連係機能「Consolidator forPalm」機能により,Palm端末から吸い上げられた現場のデータをPC上の「Oracle Lite Release 3.5」の持つ企業データと統合することが可能となる。Windows 95/98/NTに対応し,価格は1ライセンス39,000円。

 さらに,プーマテクノロジーのIntellisyncやRemedy,Lotus,I-O DATA,PCとのUSB接続を可能にするキットのACCTON,TRG,日本ネットスケープ・コミュニケーションズ,メトロワークス,日本ポラロイド(TeamAgenda 3.1のPalm IIIおよび新製品のサポート),などを発表した。

 Patric McVeigh副社長は,Windows CEの攻勢に対しても,複雑な製品はPDAには向かないと自信をもって語り,また,今後もさほど多くのメーカーで販売することはないだろうと語った。400万台,500万台の一般向けの市場において,20社もが同時に同じような製品を出すことは,あまり利益を生まず,現実的ではないということのようだ。ただ,さまざまなハードウェアの各分野ごとに今後ともパートナーは増やしていくだろうということである。やたらに解放するということではなく,管理された形で協調していくという。また,3Com自身が遠い将来,日本で販売する可能性は否定しなかった。

 
スケルトンモデルだが,実機とは形態が違っているという話だった。とはいっても,それなりにかっこいいい 蓋を閉じたところ。実機とは異なっているとはいっても,まったく異なっているとも思えない。その差異は興味深い

 
このモデルでは,Palm IIIとの違いは,入力部分に「変換」「確定」「あ←→ア」「日/英」キーなどが増えているところか 大きさなども,不明である。新製品の発表が待たれるところだ

 
液晶はあいかわらず見やすい。フォントがこれで決定かどうかは聞き漏らした 裏側。こちらはまだまだ試作品段階のようだ

記者発表会で配布していた紙焼きをスキャンしたもの。完全に日本語化されている様子がわかる。文字の入力は,ソフトウェアキーボード,グラフティで行う。グラフティでは,ローマ字入力やかな入力,カタカナ入力などが可能。

フォントの大きさも何段階かあるようだ。完全に日本語化されていることがわかる。様々なユーザーも協力しているとのことだ。住所力のジャンプなどの場合も,アルファベットを入力すればその文字まで,また,漢字を入力すれば入力した漢字までジャンプ可能。文字の並びはShift JIS順。

・スリーコムジャパン
http://www.3com.co.jp/index.html

新製品の発表会だと思っていたため,がっくりしていた記者や編集者も数多く見かけました。個人的にはしなの富士通の片手入力キーボードを見ることができたので結構満足しています。実際の製品を手にする今後に期待したいと思います。パートナー企業ってIBMのような気がするんですが,どうなんでしょうか。あるいは全然思いもかけないところなんでしょうか。



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