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ソニー,メモリースティックウォークマン発表。発売は12月21日 [99/9/22]

 ソニーマーケティングは,9月22日,PCと接続して音楽配信サービスのコンテンツなどを著作権対応の「マジックゲートメモリスティック」に記録する小型軽量のポータブルオーディオプレイヤー「メモリースティックウォークマンNW-MS7」を発表した。発売日は12月21日。価格は45,000円。

「NW-MS7」は,記憶媒体に小型・軽量の「MGメモリースティック」を採用。幅約37mm,高さ約96.3mm,奥行き約19.2mm,本体重量約65g(内蔵電池含む)と,胸ポケットにそのまま収まるコンパクトサイズを実現した。さらに,振動に強く,安定した再生が可能なため,通勤途中やジョギングなどでも手軽に音楽を楽しむことができる。再生時間は約4時間。

 また本機は,著作権保護技術「MagicGate」を採用し,著作権者の権利を保護しながら,「MGメモリースティック」へのコンテンツの記録を可能にしている。PCとのコンテンツのやりとりは,著作権保護技術「OpenMG」を採用。付属の「OpenMG」対応アプリケーションソフトを使用することにより,音楽配信サービスの好みの音楽をPC内ハードディスクドライブ(HDD)を介して「MGメモリースティック」に記録できる。同様に音楽配信サービスの他,CDの曲も「MGメモリースティック」に記録することも可能。

 音楽配信サービスやCDのコンテンツをパソコン内HDDへ記録する際には,音声圧縮技術「ATRAC3」を採用。HDDに圧縮・記録されたデータは,本体(アダプタ)とPCをUSBケーブルで接続することにより,「MGメモリースティック」に転送し,記録することができ,また,付属の64MBの「MGメモリースティック」には「ATRAC3」標準モードで約80分の録音が可能。PCからのコンテンツの転送は,CD1枚分で約4分で転送する

 加えて本機は,小型サイズながら漢字タイトルも表示可能な「3行フルドットLCD」を搭載した。PCで入力した曲名などを表示することができる。また,簡単操作の「ジョグレバー」や,「MGメモリースティック」を快適に着脱できるメカニズムを採用するなど,使い勝手にも配慮した。必要なシステムは,IBM PC/ATおよびその互換機に対応し,OSは,Windows 98。

・主な仕様
記録方式:ATRAC3方式(Adaptive TRansform Acoustic Coding 3)
最大録音時間:EXモード/約60分,SPモード/約80分,LPモード/約120分
バッテリ駆動時間:連続再生約4時間
本体サイズ:約37×96.3×19.2mm(whd)
重量:約69g
付属品:MGメモリースティック(64MB),キャリングケース,接続アダプタ,ヘッドホン,USBケーブル,ACアダプタ,OpenMG対応ソフト(CD-ROM+FD)

・問い合わせ先:ソニーお客様ご相談センター
         3-5448-3311,052-232-2611,06-6539-5111

[ニュースリリース] パソコンと接続して音楽配信サービスのコンテンツなどを著作権対応の“マジックゲート メモリースティック”に記録する小型・軽量で、振動にも強い“メモリースティック ウォークマン” 発売
http://www.sony.co.jp/sd/CorporateCruise/Press/199909/99-0922B/

・ソニー
http://www.sony.co.jp/

かなり小型で軽量な印象を持った。メモリスティックということと,規格,また,バッテリ駆動時間が4時間しかないということがどう受け入れられるか PCとの接続はUSBで行う。ただ,メモリスティックが1枚しか装着できない点などは不満。80分ではやや足りなく感じてしまう

ヘッドフォンが付属するということだが,たぶんこれではないだろう。このヘッドフォンは非常に高級感あふれて装着感がよかった。視聴した限りでは,いわゆるCDクオリティとしかいいようがない。不満はまったく感じなかった スティックに近い形は,使用感としてなじみがないので,実際に使ってみないと使い勝手は今ひとつわからないだろう

 MP3プレイヤーがない状況であるならばまだしも,4時間のバッテリ駆動時間,64MBのメモリ容量,メモリスティックが1基しかないこと,45,000円という価格は,かなり不満です。著作権への配慮といったところで,所詮は,クリエイターへの配慮にすぎません。ユーザーにはまったくといっていいほど無関係です。音楽配信などで,有力クリエイターがソニーエンターテインメントのWebコンテンツなどに参加しやすくなる,というだけでしょう(コンテンツが充実してくれば,また評価はまったく異なってくることになりますが)。

 日本の著作権法では,ユーザーが私的利用の範囲内でコピーすることはまったく違法なことではないですし,家族やごく親しい友人にあげることも,まったく違法な行為ではないですから(日本音楽著作権者協会も認めています)。メモリスティックにメディアとしてのなんらかの優位性があればともかく,写真と音を一緒に記録できる程度では,でかくて長いだけ不利だと思うのだけれどどうなんでしょうか。

 ただ,ウォークマンの名を冠したデジタルオーディオプレイヤーの登場によって,ポータブルオーディオプレイヤーの歴史も次のステップに進むことになるのかもしれません。


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