|
|
シャープ,Linux搭載小型軽量のザウルスSL-A300発表 [2002/6/24]
SL-A300は,すでにアメリカやヨーロッパで発売されているLinuxを搭載したザウルス「Zaurus SL-5500」とは異なりキーボードは搭載しておらず,非常に小型軽量な筐体となった。 また,PC画面に表示された情報をカメラ感覚で瞬時にザウルスに取り込める「ザウルスショット機能」に加え,USBケーブルでつなぐだけでザウルスをPCの外部メモリのように使える「ザウルスドライブ」機能を搭載した。 Print Screenボタンを押すだけでPC情報を簡単に取り込める「ザウルスショット」機能を搭載した。PCの画面に表示される情報を画面通りにJPEGデータ(BMPなどのデータでも可能)として瞬時に持ち出せる。グラフィックデータのため,ブラウズだけで加工したりはできない。また,メールやWebページなどの文字情報は,取り込みたい部分を範囲指定して,メモ帳などに取り込みテキストデータとして活用することができる。 また,USBケーブルで接続するだけでザウルスをPCの外部メモリのように使える「ザウルスドライブ」機能を搭載した。あらゆるPCデータを,ドラッグ&ドロップ操作で簡単にやり取りすることができる。また,WordやExcelのデータは,ザウルス上でHancomMobileWordやHancomMobileSheetを利用して編集することもできる。 取り込んだ情報を自動的にカレンダーとリンクする「リンクカレンダー」機能を搭載した。その日取り込んだデータを一覧で表示でき,必要なときにすばやく呼び出すことができる。ただし,リンクとはいってもファイル同士をリンクしたり,PIMの項目からリンク可能なわけではなく,取り込んだりコピーしたデータを曜日ごとに分類しているだけだ。 シャツの胸ポケットに入れても気にならない,QVGAサイズの液晶を搭載したPDAでは世界最小という約69.4×約113×約12.5mm(whd),重量約138g(液晶カバー含む)を実現した。 Linux OSに加えJava(Jeode)の実行環境を搭載した。オープンな開発環境を提供している。 USBケーブルで接続するだけで,ザウルスをPCの外部メモリのように使える「ザウルスドライブ」機能を搭載した。PCのデータをそのままドラッグ&ドロップ操作で簡単にやり取りすることができる。 また,ザウルスに取り込んだデータをオフィスで編集したいときは,従来はPCに転送してから編集して,再度ザウルスに取り込む必要があったが,SL-A300ではPCで直接開いてそのまま編集することができる。また,SL-A300でもPCのデータや画像データを直接表示することが可能。サポートしているファイル形式は,doc,rtf,txt,xls,jpeg,bmp,gif,png。 個人情報はOutlookとシンクロナイズすることができる。ただし,Outlookのメモ機能には対応していない。 ファイルホーム画面では,ザウルス内のファイルを,PC上で見るのと同じようにフォルダ別に見ることができるので,PCのファイル管理と同様にザウルス内のファイルを管理することができる。また,十字キーはスクロールや項目選択だけでなく,真ん中を押すと決定キーにもなる。 シャープでは,海外においては,主要メーカーとして初めてLinux搭載の携帯情報端末を商品化しており,昨年11月より開発者向けを,今年の3月からは欧米にて一般市場に向けて発売している。海外での製品版の販売題数は20,000台だという。 アプリケーションソフトの開発環境としてJavaを提供するとともに,全世界の開発者と連携を深めるべく,ネット上に開発者コミュニティーを開設している。開設後,わずか数ヶ月にもかかわらず,現時点で登録者数,約3万名,うち日本人の登録者も500名以上を数えている。ソフトウェアについても,3月時点ですでに,米国で約330本余りのソフトがある。 日本語手書文字認識は枠なしの手書認識ボードも追加し,1度に複数文字の入力が可能になった。ただし,枠なしの場合は誤認識が増えるという。 また,ザウルスMIシリーズのアドレス帳やスケジュールなどのPIMデータは赤外線通信で受信することができる。 別売(7月下旬予定)でコミュニケーションアダプターが用意された。市販のデータカード型PHSや無線LANカードなどを装着してPIAFSやIEEE802.11bの通信環境を利用して,インターネットやメールの送受信をすることができる。さらに,コミュニケーションアダプターにコンパクトフラッシュメモリーカードを装着すれば,増設メモリとしても使用することができる。リチウムイオン充電池を内蔵し,本体の充電池の消費を抑えながらデータ通信などが利用できる。付属のCD-ROMにはWebブラウザソフト(NetFront3.0,ACCESS)などを収録した。 ザウルス文庫やゲームなど,シャープスペースタウンのソフト/コンテンツも順次対応予定。Javaアプリケーションも含め,多彩なコンテンツサービスを展開する予定だという。 また,クレードル「CE-ST8」(5,000円)も別売される。ザウルスを載せてザウルスショット機能を使ったり,スタートボタンを押すだけのワンタッチ操作でOutlookとのシンクロナイズをすることができる。また,充電スタンドとしても使用できる。 OSは,Linux(Embedix)。CPUはXScale(PXA210,200MHz),メモリ64MB(SDRAM)(ユーザーエリア約23MB),ディスプレイは,3.5インチ反射型TFTカラー液晶(240×320ドット,65,536,フロントライト付き)。 インターフェイスは,I/Oポート,ステレオヘッドホン端子(φ2.5mm),コミュニケーションアダプター端子,赤外線通信ポート(IrDA方式:115kbps)。内蔵スピーカー,SDカードスロットを搭載した。 文字入力方法は,手書認識,50音,タイプライター,数字入力,記号入力,区点入力。 バッテリはリチウムイオン充電池でバッテリ駆動時間は約12時間(フロントライトオフ時)。最大輝度で連続使用した場合は約4時間。 ACアダプタ,タッチペン,液晶保護カバー,USBアダプタ,USBケーブル,インストールCD-ROMなどが付属する。 付属するソフトウェアは,個人情報管理(PIM)(アドレス帳,カレンダー,ToDo),画像/テキスト(イメージノート(画像ビューア/手書メモ),メモ帳(テキストファイルビューア/エディタ)),メール,ソフト起動/ファイルマネージャ,時計,電卓,世界時計,ヘルプ,システム情報などのユーティリティソフト。 使用可能なPC環境は,Windows 98/98SE/Me,2000/XP。 ・問い合わせ先:お客様相談センター 西日本相談室 Tel. 06-6794-8021,東日本相談室 Tel. 043-299-8021 [ニュースリリース] パソコンとの連携を飛躍的に高めた「ザウルス」<SL-A300>を新発売 [製品情報] SL ZAURUS [参考] シャープ,VGA以上の解像度のザウルスを本年秋以降に発売へ [2002/4/24] [参考] 米Sharp Electronics,MI-E21の英語版をLinux,Java実行環境搭載で発表
[2001/12/4] [参考] シャープ,JavaのZaurus搭載とZaurusのオープン化を正式宣言 [2001/3/23]
また,今秋にはおそらくVGAサイズの液晶を搭載したマルチメディアPDAが登場してくるものと思います。モバイルオーディオプレーヤーや録音機能もなく,非常にシンプルなPDAですがどこまで日本で受け入れられるかどうか非常に興味深いと思います。個人的にはシャープの本気は感じますが,Linux PDAの第一弾はマルチメディアPDAの方がよかったんじゃないかという気がしますがどうでしょう。日本での売れ行きを見ると,マルチメディアPDAの方が売れていますからね。 情報や,ご意見などをお待ちしています。いただいた情報やご意見などは,記事や読者のページに掲載させていただく場合があります。ハンドルを希望される方は,あらかじめご指示下さい。 メールの送り先は,e-mail:reader@mobilenews.ne.jp [ HOMEPAGE | MOBILE DAILY NEWS ] |