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[日本HP] CF TypeII/SDIOスロット搭載iPAQ h2210を39,800円で発売 [2003/9/24]

 日本ヒューレット・パッカードは,9月24日,OSにPocket PC 2003を採用した品「HP iPAQ Pocket PC h22010」を発表した。価格は39,800円。9月24日発売開始する。

 今回h2200シリーズラインナップとして発売するHP iPAQ Pocket PC h2210(以下h2210)は,2カードスロット搭載Pocket PCとしては世界最小サイズ,144gの軽量のPDA。SDIO/MMCカードスロット,CF Type IIカードスロット,PDA用最新CPU,最新OS,ユニバーサルリモコン機能,3.5インチカラーTFT液晶ディスプレイなどの高いスペックを標準搭載した。本製品は9月24日より,日本HPのオンラインストアHP Directplus(http://www.hp.com/jp/directplus/),HP Directplusコールセンター(03-5304-6777),および日本HP販売代理店にて販売を開始する。

 h2210は,76×115×15mm(wdh)の2カードスロット搭載Pocket PC製品としては世界最小サイズ,重さ144gのコンパクトなPDA。SDIO/MMC,CF Type IIの2種類のカードスロットを標準搭載しているため,SDメモリカード,SDIOカード,MMCカード,CFカード規格に準拠した様々なタイプのメモリカードやカード型通信端末を利用できる。メモリカードを用いてデジタルカメラ,携帯電話などとデータ交換が素早く行えるほか,カード型通信端末を用いてインターネットへの接続やメールの送受信が可能。h2210はiPAQとしては初のCF Type IIカードスロット標準搭載機となる。

 CPUには,PDA用CPU最速のインテルPXA255 400MHzを採用し,高いアプリケーション性能と省消費電力を実現している。OSには,最新のWindows Mobile 2003 software for Pocket PCを採用し,従来OSより高い機能およびセキュリティを提供している。さらに,近距離無線通信技術Bluetoothを装備しているため,Bluetooth搭載機器とのファイル交換などをワイヤレスで行うことができる。

 ビジネスでの使用を考慮して,バックアップ機能も標準でサポートしている。バックアップ機能を使うと,ファイルなどを自動的に外部メモリなどの指定された場所にバックアップすることができるため,万が一重要なデータが破損・損失した場合,バックアップファイルより復元することが可能。

 h2210には,赤外線インターフェイスを利用してiPAQをユニバーサルリモコン化するアプリケーションNevo が内蔵されている。Nevoには100以上のメーカーが販売するAV機器が数100種類登録されており,h2210一台で約20種類の製品をコントロールできる。h2210をテレビ,ビデオ,ステレオなどの共通リモコンとして利用可能。

 ディスプレイは,3.5インチ65,536色半透過型カラーTFT液晶ディスプレイ(240×320ドット,65,536色)。メモリは,64MB SDRAM,32MB NANDフラッシュROMを装備した。バッテリはリチウムイオンバッテリで着脱可能。標準バッテリの駆動時間は約12時間。内蔵マイク,内蔵スピーカー(モノラル),3.5ミリジャックのステレオヘッドホン端子を搭載する。また,クレードルが標準で付属する。

[製品情報]
http://www.hp.com/jp/pocketpc/

[ニュースリリース] 「HP iPAQ Pocket PC h2200シリーズ」を発表
http://www1.jpn.hp.com/info/newsroom/pr/fy2003/fy03-188.html

SD/IO,CFカードTypeIIスロットを搭載しながら小型軽量のh2210は非常に日本向けのPocket PC 2003マシンといえるかもしれない リスタートに18秒ちょっとかかるのはh2210の数少ない欠点かもしれない。リスタートすると少し待たされる感じがする

CFスロットを搭載していることで,日本ではきわめて一般的なPHS CFカードを通信手段として利用できる またCFカードスロットSD/IOカードスロットを搭載することで,CFカードスロットにGPSアンテナを搭載し,地図データをSDカードに収納するといった使い方ができる。CFGPS2では非常に感度よく利用可能だった

h2210と東芝のGENIO e350。大きさは一回り違う。厚みはそれほど変わらない CFカードはダミーカウンターで保護される。筐体のゆるやかなカーブの形状にあわせてオリジナルなデザインとなっている

本体の裏面。特徴的なのはバッテリの蓋だろう。出入り口のような取っ手がついている バッテリを外してみたところ

スタイラスの使い勝手はまずまず クレードルが標準で付属する

ACアダプタをつないだところ。直接h2210に接続する場合は,標準で付属するアダプタを利用するのは従来機種同様 標準で付属するケース。ややきつめなので,慣れないとSDカードを押さえつけてしまって飛び出させてしまうことがよくあった

付属のプログラムはPocket PC 2003標準のものとバックアップソフト,ラウンチャソフトウェアのiTaskくらいのものだ(PocketMappleはインストールしたもの) Bluetoothを標準で利用できる。日本でももう少し対応機器が増えてくれるとより嬉しいのだが

Today画面と標準のラウンチャソフトウェアiTask 「設定」の「電源」。バッテリやバックアップバッテリがどれだけ持つかを調べる時間はなかった

標準付属する数少ないオリジナルソフトウェアの一つバックアップ。細かな設定が可能だ 試しにインストールしてみた地図ソフトウェア兼GPSレシーバとして利用可能なPocketMapple Digital。CFGPS2を利用して快適にGPS機として利用可能だった

Pocket PC 2003になってからかなり通信環境は改善されている。PHSで接続したい場合は,PHSカードを刺した時点でメニューの上部に左右に向いた矢印アイコンが標示され,タップすれば設定済みのプロバイダの電話番号が表示されるようになる この電話番号をタップするだけでアクセスすることができる。とても簡単になった

WebブラウザのPocket IEも機能が向上し視認性もよくなり(これはフォントの問題),標示の再現性もよくなっている。また,わずかだが高速になっているようだ フォントも新しくMS UI Gothicが搭載され視認性が向上している。ただし,T-Timeではアンチエイリアスをかけると真っ黒になってしまって読むことができなくなるなど,ソフトウェアで対応していないものもある

◆[Mobile News]  この価格でこの小ささでこのスペック。非常に魅力的だと思います。唯一の欠点は,手にとって見ることができる場所があまりないことでしょうか。市販を期待したいところです。


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