[コラム]
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用途別「おとく」な情報携帯電話をゲットしよう 〜電子メール/文字情報サービスを中心に考える〜 大野 佳久(yo@v7.com) 第2回 昨日の常識が今日の過去になってしまうほど分進秒歩な今年の携帯電話業界。 ほんの数ケ月前までは「マニア視」されがちだったモバイル端末による通信も,ここにきて普通の人が普通に行う日常になりつつある。 総合情報雑誌でも大型特集が組まれるなど注目度も高い。 今回は前回に引き続き,特に注目の携帯電話の文字通信まわりについて,より実用レベルに近い(使い物になるであろう)3サービスをピックアップ,深く掘り下げる。 ■「新」キャリア戦国時代 前回と今回--こうしている間にも,全く新しいユーザー層が生まれるのではと思わせるほどのニュースが次々と発表されている。 先ず押さえるべきは,意外にもPHS系が元気になりつつあることだ。 単体での利用では今一歩元気がないといわれていたPHSでも,京セラのTV電話風PHSやセイコーエプソンのGPSナビ内蔵PHSなど次々魅力的でおどろきの新製品が発表されている。キャリア的にも「本当の客」がつきはじめているようだ。一時のPHS=つながらないという状況も,高速移動中を除けばだいぶ改善されてきている。ハンドオーバーの改善もあり,都心では大通りをタクシーで流すくらいではほとんど切れないという話もちらほら聞く。ここにきてデータ通信用途を中心に見直されてきているようで,先月末のPHS契約者数は1年7ケ月ぶりに増加に転じた。 予測以上なのが,特にi-modeに対応したページやサービス,ハード/ソフトの急速な充実だ。 携帯電話では,去年のサービス発表時にリリースが予定されていたものの,サービス開始1クール後の発表と,あえて満を持したリリースに「本命」との噂も高かった待望の4機種目i-mode端末,パナソニック製P501iなど新機種がリリースされた。 キャリアの今後につながる動きも活発だ。 IDOが年内cdmaOneパケット導入表明,DoCoMoは次期ポストポケットボード端末にEPOC OSの採用を発表した。 技術発表段階では IDO(cdnaOne)が来年度144Kbps通信提供の可能性を示唆する一方,PHSも郵政省が既存(多重化)技術を利用する形での384Kbps通信を確立など負けていない。 ちなみにPCに接続して使うことを想定した小電力無線LAN向けにはシステム割当周波数の帯域が拡張された。これにより技術的には最大現在の2Mから将来10Mbps程度の伝送が可能になった。他,IMT-2000関連も動きが活発化しており,DoCoMo W-cdma端末の話題もポツポツ出始めている。また,NTT DoCoMoでは,3Comとの提携によるPalmOS搭載マシンを予定しているようでこちらも楽しみだ。 シェアを除けば,あまり「違い」を見いだせなかった去年までとは一転,現在,各社はそれぞれ独自の特色をうち出し,特に単体での文字通信関連においては「自社ならでは」の魅力をはっきりさせるようになってきた。これは小データに有利な携帯電話においてより顕著だ。メールの他,Webブラウズもできる点で,パケット課金が興味深いDoCoMoのi-mode,音質と回線安定性に評価が集まるcdmaOneがあがる。さらに,ブラウズはできないものの,特に関西圏でのメール受信においての戦略的価格設定が興味深いJ-Phoneやtu-kaもあなどれない。 「ウリ」を売ることができる,深読みな言い回しではあるが,逆に言えばそうしなければ客は離れるだけなのだろう。たとえば同じ文字通信関連の携帯端末,さらに同じ「ポケベル」でありながら,DoCoMoの提供番組やネットワークサービス,あるいは基本料金無料の02Do(ゼロニード)サービスなどに注目が集まる一方,先の東京テレメッセージの事実上の倒産は記憶に新しいところである。 1999「新 キャリア戦国時代 」である。 ■小データ通信向きの携帯系 音声通話以外での主な使用目的をメールや軽いWebブラウズと考えたとき,より携帯系が向いているであろう点は前回検討したとおりだ。 データをやりとりする量が少なければ回線の速度差はあまり気にならない。 通信費も,PHSと携帯電話の差が以前より小さくなったこともあり,節約や工夫の余地がある。小データのやりとりではむしろ「いつでもどこでも」比較的安定して通信できるか,に重点が移る。 PC(+PHS)に比べ文字など入力系の操作がめんどうな携帯端末(単体)の強みは,文字通り「いつでもどこでも」であろう。特に着信音や通話時の音声の迷惑が社会問題化している現在,「痛勤」電車内でも気がねなく緊急メールを送信したり,「電話はロビーで」がほぼ義務になった新幹線でも席を立つことなく意思疎通ができる点は心強い。また,場所的な制約,たとえば休暇中のキャンプ地など郊外でも最低限,情報難民にならずにすむ点は PHSにはまねできない点である。 ■「おとく」への道2 〜維持費はどれくらい?〜 機能的なチェックの後,導入において先ず気になるのは「維持費」だろう。いくら便利だからといって,ガンガン使用したら来月分の小遣いにひびいたというのでは本末転倒だ。自分にとって欲しい機能が納得できる経費かは気になるところである。 そこで今回は前回ご案内したとおり,特に特色のある「携帯電話」の代表的な3キャリアに的を絞り以下比較してみた。 ちなみにスペックや今回割愛したキャリア,製品などについてもっと広く踏み込んだ情報が欲しい向きは,ここにきてやっと形になってきた感のある市販情報誌系雑誌の大型特集にぜひ一度目を通すことをおすすめする。雑誌ならではの図版や実使用チェックなどが多く, また同時期に常に数社が特集を組むようになってきており,切り口の違いなど立ち読みチェックするだけでも参考になる。 ■3つの「ウリ」 具体的維持費を検討する対象を以下3つに絞ってみた。
である。 文字通信回りの維持費とサービスを以下比較してみた。[表1]
■それぞれの「ウリ」 〜課金方式〜 維持費と機能を比較の結果,それぞれが最も得意とするシーンがわかる。あとはよりどの機能を使ってみたいか,より欲しいかによって自分向きの端末がみえてくる。 メールやWebブラウズ総合性能を重要視するならDoCoMo i-modeであろう。
モバイルシーンでは割高な通話料,データの行き来がない間の課金が大きなネックになるが,パケットはその点有利である。 パケット単価によっては大データの場合かえって割高になるが,メールや単純Webなど今回扱うような小さなデータでは割安である。何より探し物など考えながらWebサーフしても時間的ムダ課金がないのは精神衛生上大変好ましい。9600bpsという速度も小データでは充分速く感じる。 メール送受信文字数も最大250文字であれば,メール確認用に転送させても充分主旨がつかめる(受信2円送信4円) 。 反対に15文字程度ならわずか約1円で送受信できる。この点は比較的短文のメールを多数やりとりする場合やチャット代わりの使用に最も有効である。ただし,ボタンを触っただけでもパケットの送・受信が行われるので,パケットだからと安心しすぎてもいけない。 一説にはポケットボードがきっかけの女性10円メール(後述)ユーザーの過半数はこのようなユーザーといわれているので,入力と付与メールアドレスが改善されたため,大きなシフトが起こる可能性がある。実際今まで公衆電話やPHS,ポケベルを使い機関銃顔負けの連打で頻繁に短文コミニュケーションをしていた女子高校生は既にこの点に注目,続々と乗り換えはじめているようだ。 受信においてはJ-PHONE SkyWalkerと比べられることが多いが,基本料が300円と比較的安く,送受信とも同じくらいやりとりする場合や,メールのやりとりが日に5〜10通以下のほとんどのユーザーならこちらのほうがお得である。SkyWalkerもそうだが,何よりメールがサーバに到着時点でi-mode端末に本文含めアクティブに配信してくるので結果的にリアクションが早くできてよい。その他,話題のi-mode対応HPは基本的にHTMLなので作りやすく,個人HPなどコンテンツ充実が期待できる。 機種についてはNが大画面でメールチェック向きだろうか。Nはメール時のみだけだが文字を小さく表示させるモードを用意しており,最大で196文字を1画面表示する。i-modeメールはmax250文字だから,大部分をスクロールすることなく確認できるわけだ。 5月中旬にリリースされた新機種パナソニック製P501iは,後からリリースされただけあり,予想された大きなディスプレイの他,縦横表示,日本語変換,ポインティングデバイスの工夫など先行3機種のウイークポイントが良く研究されており,こちらも人気だ。実際,当初5月のGW開けのリリースが噂されていたこともあり,Pがリリースされてから購入を決めようという向きも多数いたようだ。 ここにきて端末の本体価格にも動きの気配がある。今まで価格が高めで安定していた501シリーズだが,今後の主流になるであろう大画面化の流れもあり,初期モデルのうちPやDなど比較的小さなディスプレイを持つ端末は一部の販売店で実売価格が手頃に動き始めているようだ。表示以外の基本機能はほぼ同じなので,こちらを導入し初期費用を安くあげるのも賢明である。 地域差でいえば特にDoCoMoの関東/関西の端末価格差は大きい。関西圏で驚異的に安いのだ。これはDoCoMo以外のキャリアのシェア的善戦によるものと思われるが,例えば初期Fを10k以下で販売しているところも多いようだ。(さらに安くなってるかも?) なおメールの使い勝手についてはi-modeメールサーバの機能見直しを待つまでもなく,Webブラウズの機能を使うことで今後かなり改善が期待される見込みだ。次回ふれるが,iモード公式コンテンツでネットビレッジ(http://www.netvillage.co.jp/)という会社が リモートメール iモード(http://rmail.netvillage.co.jp/)というWeb-base系E-Mailサービスを6/21より開始する。 月額200円の基本利用料金がかかるのだが,Web機能を使うのでi-modeメールの文字制限はない。 i-modeメールで受信した250文字でおさまらない長文の中で,特に急ぎで全文に目を通したい場合などに重宝しそうなサービスではある。メールのFAX(送信)出力などもあり,サービス開始後の動向に注目したい。 それ以上に先ずは音質や回線の安定ありきであれば 迷わずIDO cdmaOne (EZaccess)である。
たとえデータ通信など高機能な端末であっても基本の「音声通話」に納得ができなければ使い続けるのはつらいだろう。 データ通信が音声通話量を追い越すのは時間の問題といわれて久しい。しかし,特にモバイルシーンにおいて,文字やデータ通信の方が音声通話より重要という人は果たしてどれくらいいるだろうか。少なくとも多数派ではないだろう。実際,本当に緊急を要する連絡は即時応答性からみても音声通話だからである。 実際ハーフレート移行後のDoCoMo端末に不満を持っている人は少なくないと聞く。かくいう私もフルレート擁護派というわけではないが,ここ1年ほどは愛機D2Hiperをかえって見せびらかしていた(良さがわかる人は少なかったと思うが) 。現在IDOが展開している音質体験キャンペーンでのアンケート(5/14時点)によると,母体数約16万人のうち約98%がcdmaOneの音質を支持しているようだ。先行して展開していたDDI-セルラー分も含めると,加入者数では5/26に100万を越えたとの発表もある。同一キャリアの買い替え組の割合が多いと思われるが,異なったキャリア使用者の間でも注目度の高い話題だ。 もちろん本気で他キャリアから乗り換えるかとなると話は別だ。何より今までの番号は使いたくても使えなくなる。知人全員に番号の変更をアナウンスしなくてはならない。ここが通常の機種買い替えと違う点だ。意外に見落としてしまい,いざ買い替え窓口で「ちょ,ちょっと待ってください,それはおおごと」てなことになる。音質も最終的には自分の耳で確かめるべきだが,電話の基本性能を重視するのであればcdma方式に注目して損はない。また,海外ローミングでそのまま使えるよう調整中との点で期待が持てる。海外旅行派にとって現地で自分の携帯が使えるのは魅力的だろう。 ただ一方,音質と回線にひかれてcdmaOneを即導入した初期加入者の中には,基本機能についても少し期待外れだったとの感想が聞こえてくる。音質はたしかに良いのだが,特に関東圏都心部繁華街で圏内ながら「他携帯/有線電話からcdmaOneへの呼び出しがつながりにくいと友人に言われた」と証言する人は少なくない。(雑誌特集の実地検証では発信にも不安があったとも) これはちょうどPHSが導入された当初の状況に似ている。おそらくcdmaOneの回線安定性は秀でているものの,基地局の許容範囲をこえた端末数が一斉に市場に出回ったためと思われる(ちなみに唯一のWAP端末C201Hだけで,約33000加入/サービス開始後1か月間)。今後のインフラ増強とともに,徐々に改善されていくのだろう。もう少し導入をがまんできるなら,「今すぐ」は見送ったほうがよさそうではある。 ( ちなみにDoCoMoはi-mdoeの1年以上前からDopaという通信網を育ててきたこともあり, パケット利用の急増にも今のところ無難に対応できている。Dopa加入者に比べてシステムの許容にかなり余裕がある状態で整備/拡張できたことも功を奏しているようた。) EZaccessメールに関してはまだまだこなれていない。 現在時間課金であること,新着など読む時はいちいちサーバに取りにいかなくてはならないなど手間がかかる点が痛い。Webに関しても時間課金では落ち着いて探し物はできないだろう。受信は最大2000字と魅力だが唯一のEZ対応機C201Hからの送信は250字限度というのも惜しい。次以降のモデルに期待しよう。付け加えながら,課金については今年12月をめどにパケット課金を導入させる方向との発表もある。 端末そのものの改良モデルの期待も含め,本当の実力チェックはこれからである。 今回はあまり触れることがないが,PCと接続したときにこそ大きなメリットとなる cdmaOne通信速度についても年末には現在の14.4kから64kに増速の検討がされているようだ。「新幹線でもISDN64Kbps並みWeb」を期待させるニュースだ(もっとも実効速度は使ってみるまでわからないが)。他,速度的にはクアルコム社において144Kbpsを実現させるチップの開発も始まっているようで,来世紀に入るまでには端末に実用化されるだろうという発表もある。 メールのヘビーユーザーでとにかく経費が事前に読めないと不安という向きは,少々使い古された感はあるが,J-PHONE Sky Walkerの受信料固定が最もお得だろう。毎日平均200字前後(以上)のメールを約10-15通以上受信するようなら一番お得だ。(関東圏の場合) 基本料金は800円と他に比べ割高だが,その分メール受信時は無料である。もちろん自動受信だ。これなら1日に40〜50通程度の活発なMLも通信費を気にすることなく,また楽にチェックできる。最大文字数も送信は64字と少ないものの,受信は196字と余裕ある大きさで心強い。自分宛のメールは全部即時チェックしたい向きや,送信者の即時確認用などには有効だろう。 重要メールでもどうでもいいメールでもとりあえず転送設定しておいてもいい。 ビジネス文書など全文の確認をしなくてはいけない場合も到着時点で一部分確認できるので,その後ノートを使って転送元から再確認するにしても結果的にチェックが早くなるのだ。メールサーバの受信箱保存件数は最大約1000件と余裕もあるので,メール受信料が割高な基本料金に含まれていると考え,ここは湯水のように使いたい。
J-PHONEに関しては関西圏の特殊性についても言及しなければならないだろう。[参考1] 関西J-PHONEだと,Sky Walkerのメール受信の基本料金そのものがまったくの無料なのだ。その分,1通あたりの送信料が少し高い。基本的に受信専用に使うユーザーであれば,これほどおあつらえ向きな料金設定はない。これは,ほぼ同じスペックでサービスをしている関西tu-ka(右参考参照)(前回提携と書きましたがちがったようです,申し訳ありません)などとの競争原理も働いてのことだろうが,対i-mode,cdmaOne的にみてもなかなか戦略的な価格設定で興味深い。 他,J-PHONEに関しての近況な小話としては,今が旬のタレント,藤原紀香のCMが大量に流れはじめたとたん,加入者が若年層を中心に何割というオーダーで急激に伸びたという。もっともこの売り上げが即,藤原紀香効果かどうかはわからないし,(ましてや購入動機がSky Walker絡みだとは思えないが),スポーツ新聞系はこぞって「広末vs藤原」は藤原の勝ちだ,と書きたてていた。まあ,少なくともi-modeやcdmaOneによって影が薄くなると心配したJ-PHONE的イメージ戦略は大成功だったといえる。 ただ,これも契約数の大幅な伸びゆえのうれしい悲鳴かもしれないが,回線収容のひっぱくから,今後J-PHONEはハーフレートに移行も考えているという。「音質のよさ」をフルレートでカバーしてきた,あるいは「つながる」を前面に押し出したCM戦略の今後は興味あるところではある。
■それぞれの「ウリ」〜対応ページコンテンツの傾向〜 インターネットコンテンツについてはどうか。 いくら維持費が安くても使いたいコンテンツがなくては意味がないからである。 [i-mode]公式サイト 最強=「お金がらみ」 現在提供されている公式i-mode向けコンテンツについては「便利」だが「まめに使いたい」サービスはまだ少なく,使うのがスタンダードといえるほどのコンテンツはない。しかしお金の移動,提供側の利益確保(徴収)のしくみがしっかりしており,また加入者規模を考えると商業的にうまみがあり,今後は個性的なサイトなどの参入が期待できる。 中でもゲームサイトやチケットサイト,交通経路検索サイト,タウン情報などにはモバイルならではの新たな可能性の余地を期待させる。女性層が確実に動くキャラクタ系や占いにも力を入れているようだ。今後は著作権が絡むコンテンツもどんどん提供されていくだろう。
NTT職業別番号案内(タウンページ)にも期待だ。現在音声電話ではプッシュ音での自動検索もできるが,一般的なオペレータを介した問い合わせの場合,時間によっては情報料として1件100円以上かかる場合もある。これなど確実にi-modeの方が得する例だ。phone to 機能によりそのまま電話もかけられる。現在13政令指定都市分しか検索できないが,今後全国分,さらにはハローページもぜひ追加してほしいものだ。 銀行系のサービスについては,以前に比べれば簡単便利になったのかもしれないが,1回のトータルな利用料ははっきりいって高い。[参考2] 1回のアクセスにかかるパケット課金料が10-40円前後,その他,例えば銀行では振込の場合は直接銀行に足を運んだ場合と同じ振込手数料のほかに,ブラウザ(パソコン通信)経由で使用した意味の利用手数料が(100円/件)かかる。10万円を1年預金しても100円もつかない現在を考えると気軽とはいえない。緊急用というのが正解だろう。しかしこれは今後i-modeブラウザ経由での使用増によって,また銀行間競争,無店舗受付のメリットによって安くなる期待が持てる。他,コンスタントに使う人向けのポイントサービスができるかもしれない。たとえば現在でも,預金の金額や給与振込先として使っているかによって銀行ATMの利用料を優遇しているなどの例がある。 [i-mode]一般サイト 最強=「(いい意味で)やりたい放題」 対する一般の自主HPは急速に増殖,充実中である。htmlで作られている以上PCでも見れるのだが,実際こちらの方が「おもしろい」。玉石混淆であるが,公式ページでは成り立ちにくいページや,マニアックなページ,なんでもござれになりつつある。 中でもi-mode向け個人HPの事実上の取りまとめとなっているI-CON提供のI-CON Serch(http://www.fromtokyo.com/i-con/)や大手infoseek提供のi-seek(http://iseek.infoseek.co.jp/)などの検索エンジンはぜひ押さえておきたい。同様なサービスにOH ! i サーチ(http://www.ohnew.com/i/),あるあるねっと(http://i.aru2.net/)などがある。i-mode向けHP全体数が一般HP数に比べればまだまだ少ないため,登録数的な差はまだほとんどない。がそれぞれ強いジャンルやカテゴリの分け方,HP登録の仕方,運営などに特色があるので一度訪問して目的別や好みで使い分けてみるのもいい。 Mobile News読者の指向的には,サービス当初より話題であった,i-modeメールの機能を拡張するようなWeb-base系のサービスを提供するサイトが公式/非公式いくつか出てきたことにも注目だろう。次回くわしく触れられればと思うが,携帯をメール端末としてヘビーに利用する場合のデファクトスタンダードになる可能性がある。 その他i-mode向けソフトが相次いでリリースされている。中でもi-modeにも対応した高機能HPエディタリリースの動きは活発だ。i-mode向けHPはタグに制限がある分,単純なページでもコンテンツがしっかりしていればそれなりにヒットするので,自作HP初心者が最初に挑戦するのにはおすすめである。 [cdmaOne EZaccess] 最強=「ひまつぶし」 今後のWAP向け(公式)コンテンツ展開は興味あるところだが 駆け出しの実際はニュース,天気,株価,ぴあ的生活情報,占いなど似たり寄ったりである。ただサイト予定によると(当初EZWebは主なターゲットを「余暇利用」としていたこともあって) i-modeに比べよりエンタテイメント,アミューズメントを重視しているようだ。ヒマ人同士がチャットする場所「ひまっちゅ」などいわゆる出逢い系はその典型である(ちなみにi-modeでは結果的に一般iページが担っている)。ただ,DoCoMo i-modeを観たユーザーのリクエストもあり,今後銀行系やチケットなど電子商取引にも力を入れていくそうだ。 他,特に個人向け(HDML?)ホームページ作成ガイドページが予定されているようなので注目だろう。作成しやすければi-modeHPのように大増殖が期待できる。WAP対応ページを作るためには HDMLというちょっと特殊な記述言語で書く必要があるが,HDMLエディタなるものがすでにいくつかのメーカーで検討に入っておりじきに作りやすくなるだろう。いずれにしてもi-modeと比べ登場間もないので,個人コンテンツの充実はこれからである。 [J-PHONE SkyWalker/Web] 最強=「少数精鋭番組=ハズレがない」 J-PHONEのSkyWebコンテンツはどうだろうか。 そもそもインターネットベースで設計されていないこともあり,個人ではページを立ち上げられない。現在エンターテイメントや便利情報,天気や乗り換え案内などを少数精鋭で番組しているようだ。 J-PHONEらしいコンテンツとしてはSkyMelodyという着信メロディコンテンツがある。 毎月売れ筋の新曲が入るので着メロに個性を出したい向きは一度チェックしてみる価値ありだろう。曲データをダウンロード後,かんたんな操作で着信メロディに設定できる。携帯電話通話料のみで入手できる。ちなみに似たような他社サービスでは,最近Web上からPCを使って着メロを販売するページができたようだが,こちらは100円/曲と高価な点と,結果入手できるのが入力の方法だけ(つまりそこからいちいち携帯に手作業でデータを入れなくてはならない)なので,まめに利用するならSkyMelodyの方が断然有利である。(ちなみにIDOもcdmaOneで同様のサービスをはじめるようだが,EZWebのため現在C201Hのみの対応) 各社手探りの感もあるが,「便利」HPと「何度も寄りたい」HPどちらの充実がよりユーザー全体に歓迎されるかは興味あるところである。今後ともチェックしていきたい。
今回は,「情報系携帯電話」から代表的な3キャリアを中心に維持費,メール機能,Webブラウズ機能,それぞれのコンテンツの動向を関連ニュースなどとともに探ってみました。次回は今後の展開など含めたまとめと,新規導入の際に忘れてはならないもう一つのサービス,キャリアサポートを中心に「おとく」をとりあげていこうとと思います。 参考HP(今回から紹介させていただいたサイトのみ) [ふつうのHP] (携帯では見ることができない) ・ リモートメール iモード http://rmail.netvillage.co.jp/ ふだんPCで使用しているメールアドレスも携帯のみでチェックできるようになる。 [i-mode向けHP] (携帯で見ることができる) ・ あるあるねっと http://i.aru2.net/
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